製品案内

衝突実験資料

CRASH TEST

その時代の基準に応えるコンクリート製剛性防護柵

平成10年11月に改訂された基準は、従来の構造諸元等の仕様を規定する仕様規定から、強度性能や乗員の安全性能など防護柵として必要な性能を規定する性能規定に変わりました。
また、平成18年8月に橋梁の高欄を突破する車両転落事故が発生したことを受け、平成20年1月に現行基準へ改訂されました。
当協会は「防護柵の設置基準・同解説」に則った、コンクリート製剛性防護柵製品の改良や開発を行っています。

コンクリート製剛性防護柵は、共同研究による実車衝突実験で安全のために必要な性能をもっていることが確認されています。

主な実車衝突実験

①中央分離帯

25tの大型車両が時速100km・衝突角度15度(衝撃度650KJ)という、世界でも例のない厳しい条件で実車衝突実験(於:建設省土木研究所)を行い、表1の評価項目を全てクリアしました。

表1 実験の評価項目
評価項目 実験内容
突破防止 車両防護柵を突破しなかったか
誘導性 車両は円滑に誘導されたか
強度 防護柵の損傷はどの程度か
安全性 乗員の安全は確保されているか
  • 衝突実験1
    衝突車両:小型車(乗用車)
    重  量:1.1ton
    衝突速度:80km/h
    衝突確度:20度
  • 衝突実験2
    衝突車両:大型車(貨物)
    重  量:20ton
    衝突速度:80km/h
    衝突確度:20度

②壁高欄

防護柵の性能項目 必要性能
車両の逸脱防止性能 強度性能 防護柵が突破されない強度を有している
変形性能 主たる部材が塑性変形を生じない
車両の誘導性能 車両の挙動 衝突後に横転などしない
離脱速度 衝突速度の6割以上
離脱角度 衝突角度の6割以下
構成部材の飛散防止性能 部材の飛散 構成部材が大きく飛散しない
  • 衝突実験3[EMC壁高欄]
    衝突車両:大型車(貨物)
    重  量:25ton
    衝突速度:65㎞/h
    衝突確度:15度

これらの実験からコンクリート製剛性防護柵は、大型車の突破を防ぎ、乗員の安全性に関する性能も得られる事が実証されました。